シマネに求められる役割の変化

 僕は第4回甲子園の頃からナワバリ対抗戦を好んでやり続けているが、第4回の頃と今回の第5回でシマネに求められるものが変わってきたように感じる。今回から、僕が感じたその変化を記していこうと思う。

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 第4回の頃、基本となっていた編成は塗り武器であるシマネと後衛の2枚に、バケ,マニュ,スクスロなどのキル武器を2枠いれたものだ。世界一に輝いたGZもシマネ、バケ、マニュ、エクスとこの基本編成に則ったものである。

 

 当時流行っていたキル武器は塗りがあまり強くないものばかりであったため、自陣塗りをするにはどうしても時間が多くかかってしまう。そこでシマネを編成に組み込み塗りを任せることで、バケツやマニュがキルや盤面の維持に時間を割けるようにしていた。

 したがって、この頃シマネに求められる役割は基本的には"塗り"ということであった。クイボのカバー等は当然求められたものの、それはあくまで付属的なもので、重要なのは"塗り"であったことは変わらない。しかし、第5回が始まる頃にある武器が台頭したことによってシマネに求められるものに変化が生じた。そう、リールガンだ。

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 リールガンの強さは、メイン性能2つ積むことで疑似確を発動させることが可能であり、キル性能がかなり高いこと。サブスペも無印であればカーリングスフィア、Dの方ではクイボジェットパックとどちらも優秀であること。(ベッチュー?知らない子ですねぇ)そして単純に塗りが強いということである。リールガンはメインのインク効率がすこぶる良く、塗り武器としての仕事もできるのだ。そう、シマネに求められてきた"塗り"という仕事を奪うスペックを持っているのだ。第5回甲子園では塗り武器を除いて、リールリール後衛@1といったシマネを除いた編成も珍しくない。

 

 しかし、そんな中でもシマネ入り編成は当然存在する。では、そんな強いリールガンを除いてシマネを入れるメリットは何だろうか。これは現環境でもシマネを使っている人にはぜひ考えてもらいたいことでもある。以前から使っていた人は、昔のように私塗ってますからと思っているかもしれないが、今はそれでは通用しない環境になっている。単純なキル性能では劣るシマネを採用するメリットを使い手は理解しなければならない。

現環境で求められるシマネの役割をしっかり考え、自分なりの考えを固めた上で持ってほしいというのは果たして贅沢な願いなのだろうか。

 実は僕もシマネという武器が大好きで、対抗戦でもしばしば使わせてもらっている。次回は、今回述べたことを踏まえて、僕が考えたリールにはないシマネの強みとそれを生かすための立ち回りについて話していきます。

次回も見てね!